広州・深セン・香港 三都市ツアー
真っ最中の根宜正貴です!
日本の25倍以上の国土が広がる中国は
地域によって食文化も様々です。
中国の食文化を一言であらわすと、
「 南甜北咸、東辣西酸 」です。
これは、南は甘く、北は塩っぱく、
東は辛く、西は酸っぱい という意味です。
広州がある南部の地域は、甘い味付けを
好みます。いわゆる広東料理です。
素材自体の味を活かす料理法が特徴で
日本人にも好まれる味付けです。
北京がある北部の地域は、味が濃く
塩っぱい味付けを好みます。
山東料理(サントン)が有名です。
北京ダックや水餃子が代表的です。
四川(シセン)や湖南(コナン)が
ある東部は、辛い味付けを好みます。
日本でも辛いイメージが定着している
四川料理が有名です。
地図的には四川や湖南は内陸なので、
地理的には東部ではなく、西部では?
とツッコミたくなりますが、
とりあえず東部だそうです 笑
そして新疆(ウイグル)がある西部は
酸っぱい味付けを好みます。
この地域の土壌は、カルシウムを多く
含む関係で、体内に結石ができやすく
その防止策として酸っぱい食事を好む
ようになったという説があります。
この様に中国では東西南北によって
さまざまな料理の特徴があります。
味が濃く塩っからい北京よりも
甘みのあるあっさりした味付けが特色の
広州で北京ダックを食べる方が、
日本人好みの美味しい北京ダックが
頂けるというわけです。
広州へ来たら、美味しい北京ダックを
食べてみましょう!